TOMOT-Aro2
ともット アロツウ
TOMOT-Aro2はDX人材を育成するための教材ロボットです。
これまでもIT人材は社会の発展に大きく寄与し重宝されてきましたが、これからは更に多くの知識や経験が求められます。 プログラミングや通信技術のみならず、ハードウェア構成・AI技術・クラウド技術・セキュリティーなどを横断的に網羅するDX推進人材への需要が高まっているのです。
これらの多岐に渡る学習分野をサポートできる先端人材の教材としてTOMOT教材シリーズは作成されました。大学工学部・高等専門学校におけるロボット工学教材として、工業高校などでの要素技術習得のための教材として、一般教養におけるPythonプログラミング実習教材として、DXハイスクールにおける情報Ⅱの実務演習教材として、ざまざまな分野でご活用いただける教材となっております。
TOMOT-Aro2
世界初のROSロボット教材TOMOT-Aro1から、6年の歳月を経てDX人材育成教材へとフルモデルチェンジしました。(2024年3月)
アルミ合金によるメカメカしい質感や高精度な双葉電子工業社製RS485サーボ、ROS標準対応(Aro2ではROS2のみプリインストール)などの基本コンセプトは残しつつ、処理能力の大幅な向上だけでなく、正確な指向性距離測定や3軸ジャイロを追加搭載し、より高精度な制御に対応できるように進化しました。マイク性能も大幅に強化され、高感度のECMを基板に内蔵しています。
TOMOT-Aro2が目指したのは、ITやプログラミングが基本スキルとされる次世代において、最先端分野で世界をリードするDX人材を輩出すること。
これまでにTOMOT-Aro1で培ったノウハウと教育機関からのフィードバックを経て、より学びやすく教えやすい教材へと進化しております。
製品の特徴
習得スキル
Linux
今や世界標準となりつつあるFOSS(フリー・オープンソースソフトウェア)開発において主要な技術を学ぶことができます。
※本サイトに記載された全ての商標は、それぞれの所有者に帰属します
スペック
フレーム
サーボモーター
電源
アルミ製パーツ、樹脂製パーツ
双葉電子工業社製コマンド方式
サーボモーター「RS305CR」× 20
7.5V 6 A AC アダプター
7.4V 780mAh リチウムポリマーバッテリー
トルク
スピード
重量
電源電圧
可動範囲
通信形式
7.1 [kgf・cm]
0.11[sec / 60°]
28[g]
7.4[V]
300[deg]
RS485 半二重通信
OS
ミドルウェア
開発言語
Ubuntu MATE 22.04 LTS
ROS2 Humble
(Ubuntu 22.04 LTSに対応したもの)
Python 3.11
メインコンピューター
ロボットコントロール
ボード
Raspberry Pi 4 Model B / 4GB × 1
TOMOT-Aro2 用シールド基板 × 1
TOMOT-Aro2 用集合ハブ基板 × 1
TOMOT-Aro2 用ミニハブ基板 × 2
その他トランシーバー
・センサー等
[RS485 通信]
作動バストランシーバー
[I²C 通信]
ToFセンサー
赤外線距離センサー
加速度センサー
ジャイロセンサー
小型キャラクターLCDモジュール
[SPI 通信]
ADコンバーター
[I²S通信]
マイク
スピーカー
[その他]
フルHDカラーカメラ
重量
寸法
1,110g (バッテリー・ケーブル含む)
(mm) 363 × 140 × 81(ケーブルを除く)
※製品改良にともない仕様・外観・オプション品などは変更になる場合がございます。